仕事

仕事 · 2024/04/12
 昨日は小学校の入学式だったようです。これから義務教育9年間を過ごすスタートライン。TVで入学式の様子が放映されていましたが、きれいな洋服を着た新1年生のぎこちなさが写っており、何故かこちらも嬉しくなってしまいます。...
仕事 · 2023/04/25
 統一地方選、参議院補欠選挙も終わりました。選挙結果を論じることはしませんが、当選した人達には初心を忘れずに公約を実行して欲しいものです。今年の賃金引上げ交渉の話題も報道されなくなりました。大手企業の交渉が妥結したことにより、交渉の現場は中小企業に移ります。中小企業での交渉はこれからが本格化するのです。...
仕事 · 2023/03/07
 今年の確定申告、該当する皆さん方はもう終わりましたでしょうか? 私は初日の2月16日の午前中に申告をしました。昨日(3/6)帰宅すると大分税務署からハガキが届いていました。私は士業を行っていますので、報酬を戴く際は源泉をしてもらうことが多いです。毎年確定申告をすると既に納付した源泉税の還付があるのです。昨日届いたはがきはこの還付の通知でした。  読者の皆さん方は、次の場合どちらを優先しますか。仕事Aは楽しいことです。ルンルン気分で仕事をすることができます。仕事Bは少し苦痛です。「やらないといけない」と分かっています。しかし「まだ締切日までに余裕がある」として先送りすることが可能です。  仕事Bの締め切りがあと数日しかないとすれば、好きな仕事Aをしたくても仕事Bをしなければ締め切りに間に合いません。こうなると気は乗らないものの、「仕方なく」仕事Bをする羽目になります。その為に仕事Bの成果物品質にも問題が出てきそうです。  私は仕事Bを優先します。仕事Bは時間に余裕があるとしても、いつかは処理しなければなりません。「気が重い」ものの、さっさと済ませて仕事Aに取り組めば仕事Aをする際のルンルン気分も更に上昇します。  確定申告は仕事Bと同じです。3月15日までに申告をしなければならないのです。さっさと申告を済ませた方が、この1か月間どんよりした胃が痛くなるような気分に浸ることはないのです。  私は「嫌な仕事」「少し気が重たい仕事」「やりたくない仕事」「難しい仕事」「時間に余裕がある仕事」「重要度が高い仕事」を他の仕事より最優先で処理をしてきました。その結果、毎日の仕事時間では切迫感が落ちました。仕事ストレスも相当程度下がっています。突然とオファーがくる緊急的仕事にも対応できます。毎日、仕事をするのが楽しいです。  仕事の優先順位について今一度考え方を見直すことをお勧めします。
仕事 · 2023/02/21
 大分合同新聞2月21日付朝刊に面白い記事が掲載されていました。見出しは[セクハラ即降格][パナソニック傘下の企業が導入]とありました。ハラスメントの中でセクハラは弱い立場である被害者らの訴えが認められやすいと言えます。本件企業はそれを踏まえた対応を行おうというものです。しかし「一回でアウトというのは少し厳しいのでは?」と私は思いました。  セクハラ、パワハラは法的にも企業側に発生防止等の義務が課せられています。ハラスメントは単なるいじめとは異なります。加害者が職務上の地位等を優越的に利用して、被害者が落ち着いて職務に精励できない環境に陥れることだと理解して良いでしょう。職務精励ができないという場面は、心理的又は精神的な要素が強いのですが、暴力等の実力行使や機械・器具の設置等物理的な障害も該当する場合がありそうです。  当該企業にも就業規則があると思います。その就業規則にセクハラ禁止等の規定が明文化されていることが、降格等懲戒処分の前提条件となります。またセクハラはパワハラよりも被害状況等の事実確認が容易とは思いますが、それでも100%被害者(?)からの訴えが正しいとは限りません。被害者からの訴えを受けて、加害者や関係者等からの情報収集等の手順をしっかりと踏まえているかも手続き上はとても重要です。  仮に被害者からの訴えを正当だと誤って判断しと一発アウトで降格処分をしたときは、加害者とされた社員から地位確認の訴訟と損害賠償・慰謝料請求を会社が受ける可能性すらあります。何れにしても、一発アウトは問題が多いと思います。事実確認や加害者とされた本人の弁明機会の付与等、就業規則や社会通念上相当と判断される手順に沿って処理されることが望ましいと考えます。
仕事 · 2022/12/20
 寒くなってきましたね~。地球温暖化は大問題ですが、寒さに弱い私としては、「夏は涼しく、冬は暖かい」がベストな気候です。そして年間の平均気温が上昇しなければ、なお良しですが...。さて、今日は「ある!ある!」という事例で、「~~のつもり」について少々の笑いを入れながら投稿したいと思います。...
仕事 · 2022/10/04
 今日は転職時に会社から提出を求められる”誓約書”のお話です。当職事務所にある相談が持ち込まれました。「数か月前に別の会社を退職した求職者を採用したいが、採用予定者から前の会社に『競業する会社に就職しない』との誓約書を提出したと言われた。前の会社と当社は同じ事業を行っている。競業するので新規採用はできないだろうか」。この質問に対して、どのように答えればよいのでしょうか。悩みどころです。  私は社会保険労務士であり、顧問先の就業規則には「退職時には競業避止を約束する誓約書の提出」を明文化するよう助言しています。会社を防御するための事前の措置です。その一方で、社長ら経営幹部には「心理的にプレツシャーをかける意味合いが高く、同業他社に入社したからと言って損害賠償等の請求は実質的には困難です」とも伝えています。何故、相反する助言と説明をしているのでしょうか。その意味を考えてみたいと思います。  特別な能力が技術、スキル等をもった人財が退職し、日頃から競合している競争相手に入社したとなれば、会社はある程度の損失を被ることが予想されます。その金額は不明だとしても、「恐れあり」と感じれば、事前に対策を講じておくことは当然でしょう。それが、就業規則への明文化や誓約書の提出を要求するという行為につながります。  誓約書の提出は民民間での約束事です。日本の法律(私法)では私的自治の原則というものがあります。私人間の契約に公権力等は極力立入らないという原則です。当事者の選択、意思を優先させるのです。契約自由の原則とも言われます。誓約書の提出はその意味では適法性は高いと考えられます。  しかし、元社員は新たに就職先を探して仕事をし、その就職先から給与をもらわないと生活は行き詰まることにらなります。そこで、誓約書の提出に関して無制限に私的自治の原則を適用すると、弱い立場の元社員は甚大な不利益を被ることになります。会社の利益と元社員の不利益とのバランスをどう取ればよいかという考え方に行き着きます。  そこでバランスのとり方を考えてみましよう。第一に、制限が課せられる期間です。過去の裁判例でも最長で1年を可とした例があるようです。1年超の期間は民法90条の公序良俗違反として無効となる可能性が極めて大です。第二に、相当な対価の支払いがあったかです。元社員は生活を維持するために仕事をしなければならない。身に付けたスキル等を活かせるのは元職場と同じような仕事でしよう。その「同じ仕事に就くな」と会社は主張するのですから、相当な額の退職金の支払いがあってしかるべきです。退職金等対価の支払いなく、「同じ仕事に就くな」では憲法第25条で保証されている最低限の生活を営む権利を侵害する可能性が大です。また憲法第22条の職業選択の自由も不当に束縛していると思料します。  第三に、元社員の能力等がそれほど高くない場合でも、「同業他社に就職するな」は行き過ぎな要求だと思います。高い能力等を同業他社で発揮されると、会社の事業に影響を与えるという証明を会社はできないといけません。第四に、場所・地域・エリアも重要です。同一県内での禁止としても、県南に営業拠点がある会社が、元社員が県北の会社に就職することさえも許さないというのはダメでしょう。競合する可能性が極めて薄いからです。  以上4項目をざっと挙げてみました。「損害賠償をする」と脅し文を入れていても、会社が損害を受けたという証明を会社がしなければなりません。不法行為に基づく損害賠償事件では立証責任は主張する側がしなければならないからです。  こうして考えると誓約書の重要性は地に落ちてしまいます。それでも私は会社側社労士の立場から、就業規則での明文化と誓約書の提出を助言します。会社の安定的な成長と在職社員らの生活を防御する手段として必要だと考えているからす。
仕事 · 2022/09/30
 「モノは壊れる」とは少々どぎつい表現を使いました。しかし「モノは壊れる」んです。「壊れる」前に「使えなくなる」んです。「使えなくなる」前に「使用価値がなくなる」んです。というような話を本稿ではしたいと思います。...
仕事 · 2022/08/12
 大分合同新聞が週2回ほど朝刊に挟んで配付する[GXpressビジネス]に載りました。8月12日付の[GXpressビジネス]です。当日号の主題は、運輸業界を対象に「新分野へ乗り出した理由とは?」という切り口で、記者が掲載3社の事情等を分析しレポートをしています。...
仕事 · 2022/04/15
 ある会社を訪ねたとします。そこでは100名程の”従業員”が働いているのを貴方は目にします。この光景は、20数年前であれば全ての”従業員”は会社と雇用契約を結んでいる労働者であったに違いありません。ただし雇用身分が「正社員」「嘱託社員」「パートタイマーやアルバイト」という違いがあったにすぎません。...
仕事 · 2022/01/27
 「本気度でもって真剣に仕事に取り組むと、仕事を終わるとガクッとくる位の疲れを感じる。もしどっと疲れが出ないのなら本気で仕事をしていない証拠です」。この文句は常々、私がコンサルタントをする相手側に話す内容です。私はこの体験を昨日しました。本当に集中していたので、終わった瞬間、どっと疲れがでました。思わず「帰りの車の運転、注意をしないと事故っちゃうかも」と口走ってしまいました。  標準的な男性の大人では脳の重量は1350~1500gだそうです。平均的な体重を60kgとすると脳は約2.3%を占めていることになります。私は肩や首が張ったり、こったりするのですが、私の首(の筋肉)で1.5kgほどの重さがある脳を支えているのですから、当然なのかもしれません。  重さの話をこの位にして、次はエネルギーの話です。脳が一日に消費するエネルギーは500kcalだとか。体全体の消費カロリー(2500kcal)の約20%を使っています。体重比では2%強の脳が、消費エネルギーの20%を使っているという事実。なんということでしょう! もし「食べることが大好き人間」がどんどん食べて膨大なエネルギーを身体に注ぎ込んだとすると、脳の消費カロリーは僅か(?!)500kcalですから、肥満体質になることは当然の結末です。仮に脳の消費カロリーが標準の大人の2~3倍という人が出現したとすれば、今話題になっているスーパーコンピューターや量子コンピューダーはもう必要ありませんね(笑)。  さて、昨日の話に戻りますが、66歳と少し老齢の私は会議に出席して、3時間半集中して一言も聴き洩らさないようにしていた為に、我が脳みそはフルスピードで回転していたようです。出席者から質問があった時は、適切な回答をしなければなりません。質問が出た時に備えて「このように答えよう」と事前準備の為にも脳はフル活動していました。それで会議が終わった途端に、私の脳は解放感を得て一種の放心状態に陥ったのでしょう。  本コラムの読者の皆さん。一日の仕事が終わったとき、「もうくたくただ」と思わず口から一言出た経験がありますか。いや、言葉が出なかったほどの倦怠感を感じたことがありますか。肉体的な連れではなく、脳が感じる疲労感に伴う倦怠感です。このような倦怠感が続くような仕事をしてみたいと思いませんか。なお脳の疲れをとる良薬は、「正しい生活リズム」「滋養分溢れる食事」「良質な睡眠」などであることを忘れないで下さい。これを忘れてしまうと心身が不調になること間違いありません。くれぐれもご注意下さい。

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