5月になりました。今年のGWは4月30日、5月1日と2日が平日でした。この3日間を休めた人は4月27日(土)から5月6日(月)まで連続10日間を休日にできたことでしょう。羨ましい限りです。日本人は休み方をよく知りません。欧州諸国のような数週間のバカンスを感覚的に理解できない人が多いと思います。私もその一人です。働き方改革が言われて久しいですが、休み方改革もしっかりと進めていかなくてはなりません。
休んで心身ともにリフレッシュと言いたいところですが、慣れない長い休みを取ることにより、心身のネジが緩んでしまう可能性もあります。4月入社の新入社員は元学友らと意見交換し、他社と自社とを比較する機会もあるでしょう。そして休み明けに「会社を辞めます」と言ってくる可能性もあります。GWを経て先輩社員のネジが緩くなり、新入社員は働く意欲を落としている。そんな職場の姿が浮かびます。
経営者は現場にどんどん出かけましょう。新入社員も含めて一人ひとりの社員に声掛けをしましょう。そして経営者が描いている会社の未来の姿を語りましょう。事業にかける熱意を語りましょう。時には一緒に汗を流し、昼食も摂りましょう。社長の存在が現場・職場をきりっと引き締める効果を発揮するのです。
「三方よし」という言葉があります。”方”の字を”宝”に置き換えて「三宝よし」という表現もあります。
私清成が、これまで出会った素晴らしい人々には、企業経営者の他、経営管理者、またモノを消費する生活者であったり、毎年数多くの人々との出会いがありました。
「三宝よし」の言葉にも代表されるようにすべての人々を大切にしたい、それもビジネスを通じてとの気持ちを込めて、この私の信条をつくり毎日唱えています。