10月になりました。日本は緯度でいうと北緯24度から北緯46度まで、経度(東経)でも123度から147度までのほぼ2500kmの四角内にあります。例年だと大分県の10月は秋が始まったばかりです。しかし北海道では所により初雪の便りが聞こえてくる季節です。本当に日本列島が長いことを実感できます。
会社経営の1年を暦で読み取ると12か月や52週、365日の連続した月日のチェーンに例えることができます。起業後順調に推移すれば会社は数年から数十年、100年超へと歴史を重ねていきます。会社の事業は牛の涎(よだれ)のようにず~と長く続くものでなければなりません。
心理学にピークエンド効果というものがあります。記憶に残る出来事は強い印象を受けたとき(ピーク)と最後の瞬間(エンド)の2回あるという法則です。ピークの演出も大事ですがエンドもまた重要という法則、これは会社経営でも応用できると思うのです。
残念なことに今期の会社の業績は今年の9月までは鳴かず飛ばすだったとしましょう。しかし残り3か月に「絶対に成果を出す」と強い意気込みで猛ダッシュすれば、その勢いは令和7年1月以降に熱い余波となって伝わります。今年はまだ終わっていません。最後の一秒まで必死に経営するという意気込みが会社を未来へ繋げていきます。「三方よし」という言葉があります。”方”の字を”宝”に置き換えて「三宝よし」という表現もあります。
私清成が、これまで出会った素晴らしい人々には、企業経営者の他、経営管理者、またモノを消費する生活者であったり、毎年数多くの人々との出会いがありました。
「三宝よし」の言葉にも代表されるようにすべての人々を大切にしたい、それもビジネスを通じてとの気持ちを込めて、この私の信条をつくり毎日唱えています。