株式会社大銀経済経営研究所様が発刊されています月刊誌[おおいたの経済と経営]に、所長の清成真一が「社長の知恵袋」と銘打ったコラムを毎月投稿しています。本頁にコラムの原稿をそのまま掲載しました。ご一読下さい。
令和6年4月 |
小さなコンプライアンス違反が会社存続へ重大な警鐘を鳴らす 1.最初にコンプライス違反の概念を再確認しておこう 2.どんな大河も最初は一滴の水から始まる 3.芯がないか細い会社は微震でも崩壊する 4.監視ではなく自然体でのコンプライアンス意識の浸透と実践 |
3月 |
買い手は常に変化する①:今日の買い手は明日も買い手であるとは限らない 1.品質・量・場所・時期・価格の5つの適正を意識しよう 2.売り手(会社)は買い手(得意先)のことを本当に知っているのだろうか 3.昨日又は今日の製品で明日以降も戦えると思い込んでいないか 4.環境変化のスピードUPに柔軟な対応で活路を見出す |
2月 |
製品ライフサイクルにあった価格設定や売り方 1.製品にも一生がある。これを製品ライフサイクル(PLC)という 2.導入期における価格設定や売り方 3.成長期における価格設定や売り方 4.成熟期や衰退期の価格設定や売り方 |
1月 |
四則計算ができれば経営は可能だ 1.決算財務諸表は四則計算で出来ている 2.経営分析指標は四則計算を基礎に分数や百分率を多用している 3.社内外への説明資料にも四則計算で事足りる 4.数字の動きに関心を持つことが経営者の最大の責任の一つである |
令和5年12月 |
経営トップの最大の仕事(貢献)は次のトップを育てることである 1.経営者は会社を自分のもの、私用物と思ってはいけない 2.社員を育てるよりも経営者候補を育てることの方がはるかに困難である 3.自分より優れた経営者を育ててこそ名経営者の名を勲章として受け取れる 4.自分に十分な余力がある時にこそ、経営バトンを渡す時期と心得よ |
11月 |
ひとは成長する義務がある 1.「成長する」ことで全員が幸福に 2.公的生活である仕事の場面では先ずは経営者が成長しなければならない 3.幹部社員を含む全ての社員も成長する責務がある 4.成長する先にあるものは何だろうか? |
10月 |
経営者は誰よりも勉強熱心で、自己研鑽に励まなければならない 1.創業は高い山を登る為に必要な”のうりょく”アップのスタート地点である。 2.経営者の”のうりょく”の器が会社の成長の限界を決定する。 3.「学び続ける」「鍛錬する」は経営者の最重要な義務、仕事の1つである。 4.経営者は「自分以外は全て師」という意識を持て。 |
9月 |
真の競争相手は お客様( 購入者 ・ 販売先) である 1.お客様のニーズを 探知できれば新製品開発に繋がり 、そしてビジネスとなる 2.お客様が製品を買ってくれて 、 ビジネスとなる 3.お客様が製品代金を快く支払ってくれて 、 ビジネスとなる |
8月 |
企業風土まで深化・深耕した コンプライアンス を 1.「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」位の用心深さ が必要だ 2.コンプライアンスに 疑念 が 生じた ときは「損して得取れ」 を心掛けよ 3.経営トップから現場の アルバイト まで「同じ轍を踏む」ことの怖さを知る |
7月 |
最善は買い手から「製品を買いたい」 と オファーをもらうこと 1.その製品 ・役務 が「自分にとって必要 不可欠である 」(豊かな生活への必要性) 2.販売している企業や経営者、担当社員に良い印象を持っている (高い信頼性) 3.その製品を上回る製品・役務が発売されていない (希少性) |
6月 |
トップから現場の従業員まで利益率を知らなければならない 1.利益率の計算式を知ろう 2.利益率を上げるには分子を大きくするか又は分母を小さくするのかが基本 3.高い利益率は製品力や営業力の強さの証明である |
5月 |
分析することだけに 終わってはいけない 1.環境 分析をせず、 経営 計画も立てず、「我武者羅に 働く 」ことは果たして良いか 2.「分析結果が何を訴えているか」と警鐘、警告に耳をそばたせよう 3.経営者は 分析結果 を理解するだけではなく行動・実践 することが求められている |