「モノは壊れる」とは少々どぎつい表現を使いました。しかし「モノは壊れる」んです。「壊れる」前に「使えなくなる」んです。「使えなくなる」前に「使用価値がなくなる」んです。というような話を本稿ではしたいと思います。
モノと言いましたが、モノの範疇は物凄く広いです。喩えは悪いのですが、人もモノです。私もモノに該当します(笑)。最近は体力の衰えを感じています。視力や聴力がかなり落ちてきて集中力がなくなってきました。私の”替え”はロボット以外にはありません。ロボットを買うことはできませんので、私がやってきたことの一部を副所長に移管してきました。また昔からのお付き合いのあるお客様以外に新規のお客様を受け入れることは少なくなりました。積極的な営業活動は数年前から控えてきました。
「できないことを止める」「できることしかやらない」「仕事時間を減らす」「適度に休憩をとる」などは「私というモノの壊れ方を緩やかにする」対策と言えるでしょうか。
事務所を経営しているので沢山のモノがあります。代表的なのはPC、コピー複合機、エアコン、机・椅子でしょうか。PCは物理的に壊れなくても、操作が遅くなるという不具合が生じます。適時最新なPCに買い替えてきました。複合機も最新のモノにしたいと考えたのですが、印刷速度はあまり変わらないとのことで、やむなく買い替えは中止です。5年のリース期間が終了したので1か月分のリース料で12か月使っています。
今年の最大の出来事はエアコンが壊れたこと。それも8月の暑い時に・・・。直ちに家電量販店に行き新規に買い替えて、数日間の暑さは我慢して新品に取替え。新しいエアコンの涼しさは何物にも代えられませんでした。それと机の1つにガタがきました。引き出しが突然とガタンと外れたのです。引き出しの替わりに器具備品を新規に購入して手当しました。新品の机を買うより安いと判断しました。
この様に「モノは壊れる」のですが、早め早めの対策を講じた方が良いと思います。計画的に予算を用意し、「完全に壊れた。さて困った」とならないよう、設備投資をしていきたいものですね。