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東証・日経平均株価の急騰に思う

 昨日の株式市場は異常でした。東証・日経平均株価の終値は6万9317円をつけ、一時は7万円に迫ったとのこと。米国ではイーロン・マスク氏率いるスペースXが上場し、マスク氏は市場初の兆万ドル長者になったと言います。億万ドル長者でも凄いのに、兆万ドル長者なんて信じられません。

 昨日は2月末に始まった米国・イスラエルとイランとの間の紛争で進展がみられました。米国とイランとの間で停戦(?)等で合意したとの報道がなされました。ただしイスラエルの反応が微妙です。この停戦合意が原油・ナフサ調達不安や石油関連製品の価格高騰にブレーキがかかるとの市場関係者の期待感から、リスク資産である株式が買われたようです。

 株価はPER(株価収益力)やPBR(株価純資産倍率)などの指標で、市場で取引される株価が妥当かが判断されます。ちょっと2年ほど前に、東証に上場している企業の中で、PBRが1倍を下回る企業が多いことが話題となりました。PBRが1倍を下回るということは、その時点で事業を閉鎖して残余の純資産を株主に分配した方が、株主にとって利益最大となるのです。そこで東証は、PBRを1倍を下回る企業に対し、1倍以上となる改善策の立案と実行を求めました。

 今回の株式上昇は3日間で5100円にも達したと言います。2年前まではバブル崩壊時の最高値である38,915円を超えるか否かが大きな話題となっていました。それが今、7万円台に迫ろうとしています。PERやPBR等の指標が公開されていない中、みんな株式投資熱に浮かれているようです。バブルはいつかは崩壊します。今回もいつかは崩壊するでしょう。ただしその時期は何時かは分かりません。

 日本経済の実態や各上場企業の経営成績等、事実に見合った株式上昇であれば問題はありません。これらの事実に沿わない期待感だけでの株式上昇に、一抹の不安を持っているのは私だけでしょうか。ちなみに私は臆病なので、上場株式は2社のみ、またNISAによるインデックス投資をしているにすぎません。弱気者の遠吠えと言われかねませんね~()。