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米国とイランの戦争勃発、国際法って何?

 米国がイランへ戦争を仕掛けました。今回の事件は、2003年に米国ら有志国がイラクへ侵攻したイラク戦争を彷彿させます。イランは湾岸諸国から原油を運び出すホルムズ海峡の封鎖を打ち出しました。想定された事態ですが、原油が入らなくなると日本経済は深刻なダメージを負いそうです。

 中国とロシアは国際法違反と主張しているようです。中国はフィリピンと南シナ海で領土問題を抱えています。2016年に欧州ハーグにある常設仲裁裁判所がフィリピン勝訴の裁定をしました。しかし中国は紙きれに過ぎないと裁定に従わない意思表示しました。ロシアは2022年にウクライナに突如侵攻したのはご存知のとおり。この両国が国際法違反を主張するのは「天に唾する」の様な気がします。

 さて国際法とは何なんでしょうか。私の乏しい法律の理解から言及してみます。法律は成文法と不文法とに区分できます。成文法は文字によって表記されていますので分かり易い。一方の不文法は明文化されていないものの、判例の積み重ねで拘束力を伴っていくことが期待できます。

 また法律は大陸法と英米法とに区分することもできます。法律が意識され始めたのは近世以降の欧州からです。ドイツやフランス等が主導した法律体系が大陸法で成文法が基調です。ホーバー海峡を隔てた英国やその植民地として栄え始めた米国で主導となった法体系が英米法です。英米法は不文法、判例法が基調です。

 ということで整理します。国際法とは何なんでしょうか。どうも不文法体系で各国際機関で各国が合意した文書類や裁判所・仲裁機関での裁定・裁定等の積み重ねのような気がします。英米法型とも言えそうです。とすれば、強引に無理難題のごり押し・主張を繰り返す大国らの意見が通りそうな気がします。「嘘も100回言えば真実になる」。無理難題を押し通せば自益・自国益を獲得できるのなら、日本もドンドン海外に向けて自己主張すべきです。国際法は将来にわたって変更できる可能性が高いのですから....。