2月8日(日)に投票が行われた衆議院総選挙の結果にびっくり仰天です。自民党の圧勝に終わりました。一方で中道改革連合は惨敗となりました。弱小野党の大半は小選挙区では勝利することは出来ず、比例区での議席獲得のみに終わりました。今回の総選挙の総括を自分なりにまとめてみましょう。
①追い風に上手に乗った方が勝利する。高市早苗首相の人気が今回の選挙での勝敗を決したと思います。自民党は反高市派であっても、首相の後光を得て、小選挙区でのきわどい勝負でも勝利を収めたのです。中道改革連合は付け刃的に結党したのであり、その弱点が追い風ではなく逆風になったと思います。
②訴求点は端的で分かり易くあれ。高市首相は「強く豊かな日本」を打ち出しました。野党は「強い」というフレーズを「戦争に近づいている」と理解しました。しかし一般国民は別の意味での「強い」と感じたのでしょう。日本人としての誇りと言えるでしょうか。中道は「生活者ファースト」を打ち出しましたが、主張に力強さが見られませんでした。キャッチフレーズの重要性が良く分かる選挙結果でした。
③相手の挑発に乗らない。新聞報道等によれば、高市首相は国民がもっと知りたいところ(?)をはぐらかす作戦に出たようです。②に書いたキャッチフレーズを繰り返し、積極財政の展開による財政規律の不安や円安、物価高等については明確に「こうだ」と強調しなかったようです。選挙で勝つ為には野党が論戦を吹っ掛ける焦点に対し、明確に対峙するのは得策でないと考えたのでしょう。その意味では高市首相は智者であると言えそうです。
与野党、そして政界に関係する面々は、これから総選挙の総括を行っていくでしょう。それはそれとして、日本国は国内外に課題が山積しています。高市首相には日本国丸を座礁させずに、スピードを更に速めつつ、「強く豊かな国」という最終ゴールに向かって突き進んでいって欲しいものです。
