今週から世界最高峰の賞であるノーベル賞の発表が始まりました。昨日までに発表された3つの賞、生理学・医学賞、物理学賞、化学賞のうち、物理学賞を除く2分野で日本人が受賞しました。本当におめでたいことです。
生理学・医学賞に坂口志文さん、化学賞に北川進さんが受賞しました。両者に共通しているのは京都大学のご出身ということ。これまで受賞した日本人の数は今年受賞したお二人を加えて31人(うち1人は団体)です。出身大学をネットで検索してみました。東京大学は物理学賞の受賞者が多く12名、京都大学は整理学・医学や化学に強く11名となっています。なお学部、大学院、研究時の所属大学・研究所、現所属大学・研究所によって、大学名等は異なるでしょう。
いずれにしても東京大学と京都大学とを合わせると23名となり個人の受賞者30名で除するとその割合は77%にもなります。物理学の領域は大変興味深いのですが、残念ながら庶民には?の印象が強い学問ですね。一方の整理学・医学や化学に関しては日常の生活にも大きく影響を与えているので、何となく関心度が高くなります。例えば山中伸弥教授のiPS細胞。実際に私は関西万博でiPSで造られた心筋細胞をみて「あっ、心筋細胞が動いている!」と驚きの声をあげました。
東京大学と京都大学、いずれかを応援するとなれば京都大学の方でしょうか。私や子ども、そしてその親族縁者には東京大学に行った者がいますが、京都大学に進学した者はおりません。今は幼い孫には是非とも京都大学に進学してもらいたいと儚い希望を持っている爺の私です。