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大分川土手の補強工事、担当した建設会社の技術力を疑う

 残念ですが歳と共に体力は落ちていくのは自然の理です。しかし体力低下を遅らせることは可能だと思います。それで私は平日は事務所前にある大分川の土手沿いを忙しい時を除き散歩しています。事務所は明磧橋と賀来橋の中間にあり、二つの橋に向かって歩くと凡そ25分、約1.5Kmの道のりとなります。

 賀来橋に向けて250mほど歩くと、国土強靭化の一環としての土手の補強工事がなされています。かつての土手・法面は土でした。もし大分川が氾濫すると河川敷の土砂・木々らは一挙に下流へ押し流されていきます。仮に土手が崩壊した時は濁流が賀来や荏隈一円に広がる大災害へ繋がります。よって土手の補強工事は必要だと理解できます。

 土手・法面の補強は5年ほど前から行われてきました。コンクリートや同製のブロックで覆われています。ここまでは良いとします。しかし最近はこのブロック間の隙間から雑草が繁茂するのが目立ってきました。白いブロック面が白い部分よりは緑(?)で覆われるようになりました。

 最悪は土手の頂上部分の歩行・自転車道です。アスファルトで舗装しているのですが、隙間があるのか雑草が生えてきました。道路幅は2m位ありますが、その半分が両側からの雑草で塞がれている状態です。除草作業も行われない為に雑草はどんどん上に横にへと伸びていきます。

 この歩道・自転車道は高校生の通学路であり、また地域住民が散歩にも使っているのです。前から人や自転車が来ると横に除けなければなりません。雑草に当たらない様にする為です。どうかなりませんか(怒)。肌の弱い(笑)私は散歩時には本当に気を使います。

 ちょうど同じ時期に賀来神社の土手でも補強工事がなされていました。遠目でみる限りほとんど雑草は生えていません。私が散歩をする所の土手補強工事をした建設会社は技術力が乏しいのでしょう。大分川河川事務所(国交省大分事務所)はこの業者にバツを与えて下さい。そして二度と公共工事への入札を禁じて下さい。