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猪の襲撃にあつてもサツマ芋の収穫は見込める!

 TVでは本州以北や北海道で熊の被害が頻発し人々の日常生活が脅かされています。またニホンザルや猪も住宅付近に出没し、時には室内に侵入して食物を食い荒らしています。有害鳥獣と呼ばれるこれら野生動物も生きることには必至です。猛夏で食べ物が野山に十分にないのでしょう。

 我が清成家も今年は猪被害に遭ってしまいました。相続で手入れしている畑にさつま芋を10年位植えています。毎年沢山のさつま芋が出来て、近所の人や友人知人におすそ分けをして喜ばれていました。今年7月初旬のある日、実家の畑に草取りに帰ったところ、無残にも畑が掘り返されていました(?)。猪が3日間襲来して、食い荒らしたのでした。残っていた茎を土の中に埋め戻し、復活することを期待しました。

 先日。、妻と2人で帰ったところ、畑は背丈の高い雑草に覆われていました。1か月半、草取りに帰っていなかったこと、適時に降雨があったこと等から、雑草が繁茂したのです。そして発見したのです。雑草の中から、あのさつま芋の葉っぱが大きく広がっているのを...。感動です! 例年の1/10位の収穫になるでしょうが、兎に角さつま芋を収穫できることになったのです。後は再び猪の襲来がないことを願うばかりです。

 農家の人達が有害鳥獣に襲われて収穫間近の野菜らが食い荒らされて嘆いているのをTVで観ることがあります。集中豪雨で田んぼが泥水に覆われて「今年は収穫ゼロ」と嘆息する姿を見ます。そして果物泥棒がぶどう等の果実を盗むこともあります。

 農家の人達は本当に大変なのです。一度でも農作業をし、収穫の喜びを知った人達はこのことが本当に分かるのです。私も家庭菜園の延長に過ぎないのですが、農家の大変さを分かった今年の猪事件でした。