中小企業診断士は国家資格ですが、弁護士や税理士等と異なることが幾つかあります。1つは士業法制がないことです。中小企業診断士法という法律がありません。中小企業支援法第11条に基づき経済産業大臣が登録します。それで国家資格となっているのです。登録内容は官報にて公示されます。
もう1つの特徴は更新制度があるということです。資格の有効期間は5年間です。この5年間に更新に関する有効な各年4時間の研修(座学)を受講しなければなりません。私が登録した平成7年頃は2日間かけて計12時間ほどの研修を受けなくてはなりませんでした。それが現在では4時間/年で済むようになりました。しかし別途コンサルタント実務に従事した証明書の添付が必要ですので、昔と今では更新申請の困難性は同じかもしれません。
先週の土曜日(8/30)にこの4時間の更新研修を熊本市で受講してきました。熊本県中小企業診断士協会が主宰した研修です。大分市から熊本市へ往復6時間、自家用車での移動です。少し疲れました。それでも私が大分県診断士協会の会長を務めていた時に、熊本県診断士協会の会長を務めていた同輩の診断士の先生お二人に合うことができました。本当に嬉しかったです。
私と同じ年齢(今年、です古希!)と2歳ほど先輩の先生です。講義の間の休憩時間にしばし会話を交わし、旧交を温めました。お互いの健康と診断士業務への想いを語れた時間でした。本郷先生、鹿子木先生、お互いに元気で頑張りましょう~!