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「こんな運転をするの?」とある高齢者ドライバーの運転をみてびっくり

 ドライバーの皆さん、安全運転に心掛けていますか。「当然です」という言葉が返ってきそうです。それでも疲れている時とか、加齢により周囲の状況判断が遅れてヒヤリハットの体験が増えてくると思います。今日は昨日目にした高齢ドライバーの???というレポートです。

 午後4時ごろ車を運転していると車の後部に高齢者ドライバーマークを付けた車の後になりました。高齢者ドライバーのステッカーは異なる2種類を貼付していました。この車の速度が遅いのです。その理由は対向車が来る時と分かりました。これはこれで良しです。しかし対向車とすれ違った後はスピードをあげます。そして直きに私が追い付くという繰り替えしです。

 この車がやがて赤信号でゆっくりとなりました。ふつうは停止線まで行ってブレーキを踏むのでブレーキランプが点灯します。しかしこの車は停止線の5m位手前でゆっくりとなりながらもブレーキランプが点灯しないのです。この道は少し角度のある緩慢な坂道です。平らではありません。ブレーキを踏まないとずり下がってきます。そんな緩やかな坂道です。

 「うっ、ブレーキを踏んでいないの?」と私と助手席に乗っていた妻。と思っている瞬間、その車はなんと青信号になっていないのに、ゆっくりと前に進みます。そしてまたスピード0mのように超ゆっくり、そしてまた進む。カクン、カンクンという具合です。5回位は繰り返したでしょうか。昔よく経験したノッキングやエンストを思い出しました。「何でそんな運転をするの???」。理由は分かりません。

 多分車はオートマチック車なのでしょう。坂道なのでブレーキを踏まなくてもアクセルを放したドライブモードで後退・後進は防げます。でも坂道であることは確か。「若者でもあるまいし」と思いつつ、その車との距離をしっかりと保ったまま青信号になるまで待ちました。

 私も今年12月で満70歳となります。以前は1年で2.5万kmは走っていたのが、最近は8千km位がやっとです。それでも日常的に車を使います。仕事をする上で車は必需品です。昨日見た高齢者ドライバーの運転を他山の石と捉えて、今後も安全運転に努めていきたいと思います。