今日は政治の世界の話です。自民党の総裁選と野党第一党の立憲民主党の党首選が9月に開かれます。自民党は岸田首相の不出馬宣言が出て以来、両手を数えるほどに総裁選出馬に意欲を示している議員がいます。一方の立憲民主党は3名の出馬が予想されています。
与野党の別を問わず党首を決める選挙ですから、一般国民も多少の興味があるはずです。私は出馬に意欲を見せている面々をみて大いに失望しました。既に過去になった人達が意気盛んに出馬を言葉にしているのです。60歳代以降の議員達は国内及び国外政治に上手く対応できるのでしようか。過去に輝いていた経歴は現在では光を失いつつあることを理解できないのでしょう。
経験不足と言われても若手、それも30歳から40歳代前半の議員がどんどん名乗りを上げてほしいものです。海外ではびっくりするほど若い人が首相として一国のリーダーとなっている例が多々あります。馬鹿者・若者・よそ者。ちんたらした環境を劇的に変え切る立役者はこの3つの者たちです。
誰が総理・党首になろうとも、凋落傾向が厳しい日本社会が立ち直れると私は信じ切ることができません。皆さん方はどのように思われますか?