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円安が止まらない、日本のリーダー(?)は無能だ!

 円安が止まりません。6月20日の円相場は158円27銭から28銭で取引され前日から53銭安となりました。財務省や日本銀行は155円での攻防を繰り返していた数か月前には、投機的な要因での円安には適切な対応する等の発言を繰り返していました。それが160円にも迫ろうとしている現時点では財務省や日本銀行はダンマリを決め込んでいます。と私には見えて仕方ありません。

 昨夕、妻と食卓を囲んでいるときに「カボチャが高くて買えない」と妻が切り出しました。妻が言うには以前は100円で買えていたカボチャが170円になっているというのです。同じグラム数か分かりませんが70%もの値上がりです。この時期、日本産のカボチャは出回っていないので海外産でしょう。円安に応じて輸入時に支払う対価が増えているのです。また賃金上昇による労務費UP、燃料代等諸経費UPも輸入代金に加算されています。それがスーパーの店頭価格に反映されているのです。

 円安は言い換えれば国富が減少しているということ。円安をこのまま許すと日本国の将来は危機的状況に陥ってしまいます。にも拘わらず(怒)、政府や日本銀行は何もしようとしない。更にさらに、岸田内閣を攻撃する野党も何の提案もしない。只々政治資金問題のみにしか国会の議論の遡上に乗せないという体たらく。これでは外国の生き馬の目を抜く投資家に日本市場を絶好の稼ぎ場として提供しているようなものです。表現は悪いですがお金に執着する輩の前に、どうぞお取りくださいと現金を積み上げているようなものです。

 国会議員は全員辞めろ!、と主張したい。国益、それも将来の国益を考えて今何をなすべきかを考えろ。そして大胆な提案をしろ! 党益、議員個人益しか眼中にない輩が多すぎます。このまま円安が進めば亡国です。やがて海外から見向きされなくなります。インバウンドが増加しているのは日本が安い!からです。そんな単純なことに気が付かない日本銀行、岸田内閣、与野党の国会議員、円安で美味しい果実を食べている大企業の経営者達。全員即刻辞表を国民の前に出せ!!!(怒)