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大分空港に関する話題を2つ

 今日の大分合同新聞に大分空港関連の記事が2つ掲載されていました。1つは空港の駐車場が満車に近いということ。2つ目はホーバークラフトが3回目の事故を起こしたということ。今日はこの2つについて議題にしたいと思います。

 最初に大分空港の駐車場が連日満杯な状況が続いているということ。これはある意味で旅客需要が回復したという証でもあり喜ばしいことではあります。これは空港関係者側の見方ですが、利用客側で考えると問題が大ありです。余裕を持って自宅を出発したのに、駐車場に駐車できないとすれば、登場時間に間に合わないということもありえます。これは一大事です。

 新聞記事によれば駐車場を管轄する(?)国交省が駐車場の拡張に取り組むとありますが、完成までに相当な日数がかかると思います。今の混雑状況の解決には間に合いません。近隣の民営駐車場ではコロナ禍で駐車場経営を止めたところも何か所があるようです。民営駐車場も大変だと経営者の声が載っていました。

 となると空港に行く手段として空港バスか又は今秋(?)開業予定のオーバークラフトに期待するしかありません。そのオーバークラフトが何と3回目の接触事故を起こしたというのです。1回目は訓練初日に発生。修理が必要なほどの損害が発生しました。2回目と3回目は共に大分空港側の発着場でのトラブルです。操船ミスが原因らしいです。修理は必要なしとしていますが、ホーバークラフトは大分県が購入し運営会社が借用する形をとっています。私達の税金がホーバークラフトに投入されているのですから、こうも度々事故を起こされては運営会社の経営体質を問う声が県民から出てきそうです。

 ホーバークラフトの運転はそんなに難しいものなのでしょうか。この船に乗る時は覚悟が必要になるかもしれません。「事故しないで無事に離発着できるかな?」なんてことになると乗客数は大分県が目論む人数とはならないでしょう。最悪は「利益が望めないので運営受託を止めます」と運営会社が大分県に通告することもありそうです。

 いずれにしても旅客需要が拡大傾向にある大分空港。空港までのアクセス問題を解決しないと利用客が北九州空港や福岡空港等近隣の空港へ流れていきそうな気がします。