大リーグドジャースに在籍している大谷翔平選手、最近は結婚を発表するなど話題に事欠きません。NHKを含め多くのメディアが、大リーグ開幕戦が隣国韓国で開催される(た)ことに多くの時間を割いて報じています。その大谷翔平選手に激震が走りました。そう専属通訳をしていた水原一平氏が違法賭博していたという問題です。そしてドジャーズが解雇したという事実です。
彼は関係者に大谷選手も知っていたという様な発言を一時的にしています。大谷翔平選手の口座から日本円にして6億8千万円もの送金があったとも伝えられています。大谷翔平選手はチームがNew Yorkへ遠征しても、「ホテルを出ないのでNew
Yorkの印象を訊かれてもわかりません」という位に野球一途の日々を送っています。今回のスポーツ賭博は全米50州のうち40州では合法らしいですが、ドジャースの本拠地カルフォルニア州では違法なのです。合法又は違法の別を問わず、スポーツ賭博に大谷翔平選手が手を出すことは絶対にあり得ないでしょう。そう願いたいのです私は...。いや日本国中、全員がそう思っていることでしょう。
さて水原一平氏は会見等で述べていますがギャンブル依存症らしいのです。依存症といえばアルコール依存症が代表的です。また大麻や覚せい剤等の麻薬依存症も大きな社会問題です。〇〇依存症に罹った人達はその行為等をすることで脳内に幸せホルモンが分泌されるようです。麻薬等の成分は脳に快い刺激を与えるホルモンと化学構成がほぼ同じだといいます。それ故に脳は快感を感じてしまうらしいのです。
ところで大阪府・大阪市は大阪市内に2029年(令和11年)中に統合型リゾート施設(IR)を開業させる予定です。政府もゴーサインを出しています。統合型リゾートとは物は言いようで、簡単に言えば公的に認可したカジノを設けるというもの。庶民が楽しむ(?)パチンコや公営ギャンブルである競馬、競艇等と異なって賭ける金額は絶対に高額となります。日本政府や大阪府・市は日本にギャンブル依存症をどんどん造るつもりなのでしょうか。
水原一平氏の今後の人生はどうなるのでしょうか。あまりにも著名であった為に彼の今後の人生が元のレールに戻るまでには紆余曲折がありそうです。ギャンブル依存症の怖さを改めて認識した今回の事件でした。