先日、友人と話していたところGW中の年次有給休暇奨励が話題にあがりました。友人の勤務先は土日祝日休みのため、本来5月1日、2日は勤務日。しかし、所属部署の連絡ツールで「会社は5月1日、2日は年次有給休暇取得を奨励します」といった内容の文書とともに、部署長が記載した「私は1日、2日共お休みします」といったメモが回ってきたそうです。部署長が率先して有給休暇を取得すると宣言したことによって、友人も年次有給休暇取得の申し出をしやすかったと語っていました。
友人の勤務先は部署によってGW中も稼働しなければ納期に間に合わないといった部もあれば、出社したものの取引先が休みだから仕事を進めることができないという部署もあるそうです。以前の部署長は「他の部署が忙しそうなのに、うちの部が有給取得するなんて申し訳ない」という考えで、
会社は有給休暇取得を奨励しているのに、有給休暇の申出をしても承認しない・嫌味を言う等の行動があったとのこと。有休の承認がされないため出社したが取引先が休みのため仕事は進まない。他部署は忙しくても資格や経験がないため手伝うこともできない。ただ時間が過ぎるのを待つ…といった生産性のない時間を過ごしたそうです。そもそも合理的な理由があって時季の変更させることは許されますが、理由もなく有給休暇を取得を拒否する行為は違法となります。
友人の話を聞いて、会社全体として有給休暇奨励をすることも有給取得率UPに繋がるが、有給休暇の承認をする立場の人が率先して有給休暇を取得することも取得率UPに繋がるのだなと感じました。