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藤井聡太さん、史上2人目の6冠を20歳と8か月で達成!

 将棋界の逸材、藤井聡太さんの快進撃が止まりません。14歳2か月で4段に昇格し、29連勝という離れ業で世間の耳目の注目を集め始めた藤井さん。とうとう史上2人目の6冠を達成しました。相手は渡辺明氏でタイトル名は棋王。2勝1敗で迎えた4戦目に勝利し、20歳と8か月での6冠達成。羽生善治九段の24歳2か月から大幅な短縮となりました。今回の6冠達成の偉業は素人目にみても、今後に達成することは到底無理ではないかと思うのですが、皆さん方はどう思われますか???

 渡辺明さんは今回の対戦で棋王を失い、残すは名人のタイトルのみ。4月からは藤井6冠が挑戦します。仮にこの名人戦に勝利すると何と全8冠中、7冠を持つという羽生九段以来の快挙を達成することになります。今回の棋王戦第3局は藤井6冠の痛恨のミスで勝利を逃がしたようなので、対渡辺明戦は藤井6冠が有利な戦いを進めてきたようです。

 藤井6冠の凄さはまだあります。タイトル戦以外の一般棋戦4つも勝利しています。今期の勝率も8割2分8厘で8割越えです。既存5つのタイトル戦と今回奪取した棋王を含めて全て勝利。相手は現将棋界でトップを争う強者です。それに高位の棋士らと戦っても勝率8割って凄いの一言です。初めてタイトルをとって以来13戦13勝。これまでの対局数は381、勝利は318、勝率8割3分4厘6毛! プロになってから、ず~と毎年勝率8割越え!!! もう神の領域だとしか言えませんね。

 対局者も対藤井を緻密に練って対局を迎えているはず。藤井6冠が得意としてきたAIを活用した戦局研究も行っていると思います。なのに勝率8割越えを確保できるには、どのような努力をしているのでしょうか。藤井6冠は余り多くは語りません。しかしその勉強や研究のやり方、対局での心構え等は今の日本人が学ぶところが大きいと思います。これからも藤井対局に目が離せません。