新年明けましておめでとうございます。今年初めての投稿です。清成事務所は12月28日の大掃除を経て、12月29日から1月3日までの6日間、年末年始の休業をいたしました。大方の事業所は長期の休業をとったと思いますが、小売業やサービス業に従事している人達は稼ぎ時でもあり、休業どころか心身の疲労が蓄積する日々だったと思います。本当にご苦労様です。
さて日本経済の今年はどうなるのでしょうか。昨日は東京証券取引所で令和5年最初の取引が始まりました。日銀の金融政策変更の可能性もあり、日本経済の先行きを危ぶんで日経平均株価は377円安と低調な取引開始日となったようです。東証株式市場は米国ニューヨーク市場に影響を受けているようなので、米国の景気動向も気になるところです。私は上場株式を2社保有していますが、昨年1年間で700万円も下落しました。あらためて株式市場は上下変動の激しいマーケットであることを思い知らされました。
為替市場もどうなるのでしょうか。投機筋が動いているのか、今年初めは対ドル129円台に急騰しました。現在は132円台での値動きのようです。円高は輸出企業の収益圧迫を招き易いですが、昨年の急激な円下落時でも輸出額・量は余り増えていません。逆に貿易収支は月平均で2兆円に迫る勢いです。円安イコール輸出増と言うシナリオは過去の話となっています。
著名なエコノミスト達による為替予想が出ていますが、各人によって予想値には大きな乖離があります。同じ事象を体験し観ているはずなのに、何故こんなにも予想値が異なるのでしょうか。「未来を予想することはできない」という法則を思い知らされます。私は日経平均株価は3万円台に、また対ドル為替は125円台になるのではないかと素人考えで思っています。
予想はあくまで予想でしかありません。経営者の皆さん方は、どのような経済状況下になったとしても、会社を未来につなげるように柔軟な発想で対応して欲しいものです。
今年も色々な意見・考え方を投稿していきます。是非ご一読下さり、ご意見など頂ければ幸いです。今年も宜しくお願いいたします。