読者の皆さんは、今年の盆をどのように過ごされたでしょうか。15日が月曜日だったこともあり、私は妻と金融機関周りをしました。というのは、平成31年1月に大分市が私が住んでいる地域の住居表示を変えたことにより、所有不動産名義等の変更手続き等を数年かけて行ってきました。金融機関にある通帳の登録住所の変更手続きを怠っていたので、それを15日に行おうとしたのです。
計4か所の金融機関を回りました。その際に気付いたこと。金融機関によって、対応に大きな差異があったということです。私は2つの金融機関に出資をしていますので、毎年決算が終了した後に事業報告書が本部から届きます。これが旧住所でくるので新しい住所に変更して欲しいと支店窓口で説明しました。ある金融機関は印鑑も必要とせずに、10分位で変更終了です。
次に伺った金融機関では何と1時間もかかりました。私は以前、損害保険代理店を行っていましたが、その事業を閉鎖し口座残金は0円のはずでした。ところが、僅かばかりの利息があるというのです。担当者の言われるままに書類を書いていきました。何度も同じような種類を書かされるのです。後で気が付いたのですが、僅かに残っている通帳を解約するのに、住所変更を求めていたのです。その口座は私の事務所地で登録しており、住居地ではありません。私は「住居の実態は変わらないのに、大分市役所が名称を変更をしたために、貴行からの通知がこなくなると困るので、必要な手続きをして欲しい」と口頭で伝えていました。
にも関わらず、10年超動きがない口座で、かつ私が解約すると伝えている口座の登録地をわざわざ現住所(の名称)に変える必要はあるのでしょうか。当支店にある別の事業用口座は事務所所在地です。この変更もと窓口担当者に言われたのですが、「私は必要ありません。変更しません」ときっばりと断りました。これらの経緯から、窓口担当者は「解約する口座には登録地変更等の手続は必要ない」という判断ができないものでしょうか。最後に「残金の引き出しの書類を書き直して欲しい」と言われたとき、頭がブチ切れました(怒ってすみません)。
その書類には金額を各欄があるのですが、「担当者が〇円を書いて下さい」と言われたのでその通り書きました。ところが舌も乾かない間に、書き直しをお願いされたのです。「何故?」と私。「金額欄は空白にして欲しいのですが」と窓口担当者。「貴方が書くようにと言われたので書いたのだ」と大人げなく、どなってしまいました。
あれやこれやでその金融機関に何と60分超もいたのです。すっかり疲れ果てました。「次もどうなることやら」と3行目にいき、妻が通帳を4枚ほど出して、あれにこれにと具体的にして欲しい内容を説明しました。窓口担当者は直ぐに理解して、「それではこの書類に記入を」と私達に説明をし、私は必要な記入と署名等を行いました。処理時間は30分弱でした。
両行の違いは何なんでしょうか。先の金融機関の担当者は若い人で経験不足が疑われました。後の金融機関の担当者は年配者でした。明らかに経験の違いではあります。しかし、大きな違いは私の言っていることを理解し、最善の策は何かと考える能力だったと思います。
私は金融機関の窓口が嫌いです。本来では行きたくはありません。冷たい感じがしますし、各担当者の能力差が大きいと、事務処理に大きな差が出てきます。今回の事件は私の金融機関窓口嫌いを増幅させてしまいました。あ~あ、銀行(の窓口)に行くたくないな~。