度々事務所に迷惑電話がかかってきます。ほとんどが営業です。先日も若い女性の声で「この地区の担当になりましたので、ご挨拶を兼ねて株式投資のお話を...」と切り出すのです。弱々しい声だったので、無碍に断ることをせずに2~3分聴いてあげたのですが、最後は「ごめんなさい。株式投資に興味がないので」と一言告げると「分かりました」とこれも弱々しく納得するのです。今年の新人で営業教育を受けたのでしょうか、電話を切った後に「彼女は営業では成功しないだろうな」と嘆息してしまいました。
自宅にオレオレ詐欺がかかってきたこともあります。妻が受話器を取ると「大分市役所〇〇課の者ですが、先日〇色の封書を郵送したのですが届いていますか?」と言うのです。妻が「そんな封書は届いていません」ときっぱり言うと、相手は少し間をおいて「その封書には還付の仕方を書いていたのですが...」と続けたそうです。暫く交信が続いた後、先方は「これはダメだ」と感じたらしく一方的に電話を切ったようです。
私が帰宅後にこの話を聞いたとき、「大分市役所には〇〇課という部署はないと思う」と話し、私達はオレオレ詐欺の電話であったことに確認したのです。数日後の大分合同新聞に、特殊詐欺に注意をと、妻が受け取った内容の電話がかかってきているという記事が掲載されていました。「やっぱり!、思った通りだ」。
まあこんな具合に、迷惑電話の被害!は誰でも受けていると思いますが、昨日(6/23)の大分合同新聞の[ぽろっと白状]というコラムに面白い記事が載っていました。全文を掲載してみます。
「夫は、化粧品や矯正下着の勧誘電話があると、『間に合っています』ではなく、『もう間に合いません』と言って断る。確かにそうだが、ガックリ。(大分市・まに合わない女)」。
このコラムを妻が先に読み、夕食時に笑いながら私に報告するのです。私も一読しました。確かに「こんな断り方もあるんだな~」と感心しました。今度、事務所に営業電話があったときは、どんな断り方をしようかな~。「電話代が安くなる方法があるのですが...」と相手。「もう事業をやめようと思って閉鎖の段取りをしているところです...」と私。さて、相手はどんな心境になるのでしょうか。今から楽しみです。