· 

夏野菜づくりを始めました

 現代は夏野菜も一年中売られていて、旬!を感じられなくなりました。しかし野菜は「その時期に成長し実った」ものの方が、滋養分たっぷりで美味しいのです。私は自宅の庭や亡父母から引き継いだ実家の畑にて数年前から野菜作りを行ってきました。

 特に夏野菜は種類が豊富で、毎年食卓を賑わせています。ミニトマト、ゴーヤ、キューリ、ナス、甘とうがらしなどが栽培している夏野菜の代表格です。秋にかけて収穫という点ではサツマイモをあげることができます。昨年10月中旬に収穫したものが、つい最近まで食卓に上っていました。約5か月間強、焼いたり、煮たりでサツマイモを美味しく戴きました。

 来週から雨模様ということで、昨日実家の近くにある畑を見に行きました。2週間ほど前にサツマイモの苗を20本植えていたので様子見に帰ったのです。残念なことに、半分は枯れたような感じでした。理由は大きく分けて2つ。一つ目は日照りが続いたので、土中の水分がなくなって根を張ることができなかったということ。大分から実家まで戻るのに約1時間かかります。私も仕事をしていますので毎日の帰省は絶対にダメ、毎週もダメ。可能なのは2週間に一回程度であれば可能というところでしょうか。その結果が「水がなくなって枯れてしまった」となったのです。

 もう一つはハクビシンなどの有害鳥獣の存在です。実家周辺の農家の方も、「最近はこの辺も動物が出できて畑を荒らす」と嘆いていました。周囲には民家もあり車の通りもまああるのですが、イノシシも出てくるというのです。悩ましいのがハクビシン。民家の屋根裏などに住み着き、夜中に食べ物を探し回るのです。整地した畑にそれらしい跡も発見しました。

 水切れ防止とハクビシンの対策。この二つをこなすのに、余分な時間を費やしてきました。しかしこんな苦労をした結果、秋口に地中からどっさりとサツマイモがとれた時の快感は忘れません。今年もその快感を味わいために、色々な工夫を行っている私です。