先日、ニュース番組でコロナ化によってリモートワークが増えたが、コロナが終息した後もリモートワークを実施していくことを希望する労働者と、それを検討している企業が増えているとのことでした。その企業の中にはYahooなど大手企業もおり採用募集地域は“全国どこからでも”ということです。この計画にNTTも動きだしており、リモートワークの環境が拡大していくことが伺えました。
自宅で仕事をする場合、事業場外みなし労働時間制が適用されることがあります。①当該業務が、起居寝食等私生活を営む自宅で行われること、②当該情報通信機器が、使用者の指示により常時通信可能な状態におくこととされていないこと、③当該業務が、随時使用者の具体的な指示に基づいて行われていないこととあります。この“労働時間を算定し難い”ことをクリアしなければ適用外となり、また労使の信用・信頼がなによりも必要な労働契約となります。
私自身がもし自宅で働くことになったことを想像したとき、通信環境だけでなく、部屋をどうしたらよいかなど悩むことも増えそうだなという感想ですが、育児や介護をしてる人など外に働きに出れない方には自宅でできる仕事があるのは良いことなのかもしれませんね。