· 

健康診断を受けました

 健康診断を受けてきました。年齢が65歳超となれば、悪いところだらけとなりそうですが、一部良くなっていた項目もあり一喜一憂の検査でした。検診結果は後日、自宅まで郵送されてきます。詳細な結果が待ちどおしいです(笑)。

 私は経営コンサルタントを営んでいますので、目を使うPC作業等のほか、クライアントとの面談が必ず発生します。「御社の強みや弱みをお聞かせ下さい」などの質問をします。私が質問をすれば、クライアントは当然に「何々、云々」と答えてきます。その回答を聴いて、「それでは・・・」と追加の質問を繰り出す。このような流れでクライアントの情報を訊き出していくのです。

 最近は耳の聴こえが悪くなってきました。「申し訳御座いません。もう一度おっしゃって下さい」とお願いすることもしばしばです。相手はそれなりに喋ってくれます。しかし、2度目の話も聴き取れないとなると、聴き取れない部分の前後を組合わせて、「このようなことを話されているんだな」と推測するしかありません。もし間違っていたら問題ですが、クライアントとの会話は最低でも数十分は続きますので、大局を掴んでいればそんなに大事にはなりません。

 今回の健康診断では聴力検査が引っ掛かってしまいました。昨年までは右の聴こえが悪かったのですが、今年は「左の耳も高い音が捉えにくくなっていますね」と言われてしまいました。視力は昨年とほぼ同等の結果でした。耳と目とくれば、次は口となりますが、会話力という検査項目はありません。通常の会話が出来ているので問題はないでしょう。

 自分事を綴ってきましたが、コンサルタントとして必要な「見る力」「聴く力」「話す力」のうち、「話す力」以外が衰えてきたことは致命傷です。あと何年、経営コンサルタント業を続けるのか、今のところグレーゾーンですが、ゴールが間近になっていることは確実です。

 経営者の皆さん、自分の健康には留意しましょう。経営者の心身共に健全な状況が、良い会社となる大前提です。年一度の健康診断を受診しない経営トップもおられます。必ず、年一回は健康診断を受けて下さい。経営者本人のほか、家族や従業員、取引先様など全ての関係者の為なのですから。