8月になりました。今、2020東京オリンピックが開催中ですが、8月には恒例となっている行事が多々あります。その1つは6日と9日に開催される原爆慰霊祭です。広島と長崎に世界で初めて原爆が投下され、数十万人の被災者が出ています。最近も広島の被爆者認定問題で、国が敗訴した訴訟事件が話題となりました。戦後76年経っても、太平洋戦争の惨禍はまだ続いているのです。ちなみに15日は終戦記念日です。
8月と言えばお盆です。8月の恒例行事にお盆は外せません。遠方に住んでいる家族が、ご先祖様を慰霊・供養するために大挙して戻ってくる。民族大移動とも言える時期がお盆です。子どもの夏休みとも重なり、普段会わない人々が集う楽しい日々であります。しかし、今年も昨年と同様日本中がにコロナ禍にあります。新規感染者が急増している為に、政府は都道府県境を超えての移動は避けてと必至に広報しています。「東京オリンピックを開催しているのに、お盆の帰省はなぜダメなのか」と一部は反発の声が出ているようです。
というような喧騒は別にして、我が清成家の跡取りとなっている私は、妻と共に墓地の草取りに取り掛かっています。今年は除草剤を蒔いても、しっかりと根が張っているために地面から取り外すのが大変でした。お陰様で(?)、私も妻も指先と手首が痛くてたまりません。草取りをした後に、綺麗になった墓地跡を眺めてようやくお盆が迎える準備ができました。後は、日照りが続いてすっかり水分がなくなった枯草を燃やすだけです。枯草を燃やす時に熱中症にならなければよいがと今から心配している私です。