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室内での熱中症に注意

 明日から7月、これから更に暑い日が続きますね。昨日「大分県内で6月28日までの一週間に熱中症により救急搬送された人が20人いた」というニュースを観ました。死亡者・重傷者はいないようですが、搬送された人は前の週より8人増えているということです。また、20人のうち、16人が自宅で熱中症になったとのこと。熱中症といえば屋外で作業中等に起こしやすいイメージですが、厚生労働省が公表している2020年の職場における熱中症による死傷災害の特徴として屋内作業での発症が挙げられています。炉の近傍など特定の熱源から近い場所での発生もあったようですが、特定の熱源がない場合でも高温多湿と考えられる室内環境において多く発生していたようです。室内の冷房設備が故障していた状況下で熱中症を発症した事例もあるということなので、職場や自宅の冷房設備の清掃・メンテナンスをこまめに行いたいものです。また、喉が渇いていなくてもこまめな水分補給をする、人との間隔が十分離れている場所ではマスクを外して作業する等など熱中症にならないような対策を心掛けましょう。