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東京五輪 不適切発言に思う

 東京五輪・パラ組織委員会 前会長の女性蔑視発言、開閉会式統括の容姿侮辱発言と、東京五輪・パラリンピックについては残念なニュースばかりが続いています。ただ、性差別・容姿侮辱、こういった発言はどの職場でも起こり得ることだと思います。厚労省が掲示している職場におけるハラスメント対策マニュアルに、「男らしい」「女らしい」など、固定的な性別役割分担意識に基づいた言動はセクシュアルハラスメントの原因や背景になってしまう可能性があると記されています。この性別役割分担意識とは「男性は外で働き、女性は家庭を守るべき」というような性別に基づく役割意識をいいます。結婚、体型、容姿、服装に関する発言もセクハラの温床となる可能性が高いとされています。セクハラを未然に防ぐためにも、日頃から自らの言動に注意をしましょう。