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相談役・島耕作、コロナに感染

 今日の日本経済新聞と大分合同新聞に面白い記事が掲載されていました。[島耕作がコロナ感染]という標題でした。うん?と思う方もおられるかも知れません。島耕作と言えば、漫画家弘兼憲憲史氏が講談社の漫画雑誌・モーニングに連載中の主人公なのです。課長島耕作からスタートし、現在は相談役に就いているそうです。最新号では、その相談役島耕作が最新作でコロナ禍に罹患し、ホテルで一時静養しているというのです。

 コロナ禍は昨年夏に挙行される予定で今年に延期された東京オリンピックにまで影響を与えています。あと1か月もすると、全国47都道府県を聖火ランナーが走り抜けていきます。島根県知事が島根県内では聖火リレーをしない可能性があると発言し、各所で論議となっていますが、日本一有名なサラリーマンである島耕作までとうとうコロナの影響が及んだかという感覚です。

 作者の弘憲史氏の知人で50代の経営者がコロナに感染したようで、その知人はホテルに一時避難・静養に入ったらしいのです。弘兼氏は知人のコロナ罹患を受けて、漫画の島耕作がコロナに罹患したという着想を得た様です。私は当の漫画を読んでいませんが、漫画ではホテルでの静養の様子が具体的に描かれているとのこと。私も難しい話・理論等を分かりやすく絵で説明している書籍を手にすることがあります。今回の島耕作がホテルで静養するというストーリーは、ホテルで静養することに一抹の不安を持つ市民に良い情報提供になるかも知れません。

 何れにしても、[島耕作がコロナ感染]が日本経済新聞でも記事にされることがない様に、早々に終息することを願いたいものです。