「タイム・イズ・マネー(Time is money)」という言葉があります。「時は金なり」です。この「時」は「時間を大切にする」ということの意味がありそうです。ということからすれば、「タイム・イズ・マネー(Time is money)」を拡大解釈すれば、「時間を大切にする者、時間をしっかりと統制できる者は必ず成功の果実を掴み取ることができる」という意味になりそうです。
私はこれを体験しました(というか、現在進行形です)。ある郡部の士業の先生から、「清成さんにお客様をご紹介します」という連絡が事務所にありました。その士業の先生の奥さんは、なんと小学校時代の同級生というから、これまたびっくりな話です。そこで、ご紹介して頂いた会社へ訪問した次第です。
その会社では、2~年前からある先生に仕事をお願いしていたのですが、中々進まないという悩みを持っていました。そこで私に出番が回ってきたのです。私の本業は経営コンサルタント業(中小企業診断士)です。社長ら経営幹部に「経営資源とは?」という質問をすることがあります。「ひと」「もの」「かね」「情報」までは誰でも言えるものです。その後に私は「時間(とき)を入れて下さい」とお願いをします。時代は急激に動いています。「今日すべき仕事だが、余裕がないから明日にしよう」と悠長なことを言っていたら、その会社の明日はない!かも知れません。今日の仕事は昨日以前に終わっていなければなりません。「時間のやりくり」「時間をしっかりとコントロールする」「時間厳守どころか期限前完成」など、「時間を制するものが勝者となる」のです。
話を元に戻します。私が訪問した会社には「明日から数日以内に作業内容や手順を書いたレポートを提示します」と約束してその場から退去しました。そして、その二日後にはレポートをメール送信にて提出しました。担当の方から電話がありました。「有り難うございます。宜しくお願いします」と。時間、期日をしっかりと厳守する。そして発言したこと、メモったことは必ず実行する。このような堅いルールを遵守していけば、お客様の信頼は厚いものになります。そして、適正な報酬も頂けるようになるのです。