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社労士業務専用ソフトを購入しました!

 清成事務所は中小企業診断士(経営コンサルタント)を基幹業務領域とした上で、社会保険労務士や行政書士に係る事件も受託し処理をしてきました。事務所の陣容は所長である私清成とパート職員2名の計3名です。主力業務が経営コンサルタントということもあり、社会保険労務士の仕事をサポートする専用のソフトを購入しておりませんでした。顧問先等からの事件受託もエクセルベースでできますし、電子申請をするに当っても提出先の官公署が公開している入力様式を活用すれば、大きな混乱もなく業務処理ができたのです。しかし今般、社会保険労務士業務のほぼ全てを処理できる汎用ソフトを購入しました!

 お陰様で当職事務所では顧問企業の出入りはありますが、少しずつ顧問先が増えてきました。有難いことです。経営コンサルタントとしての支援を行うにしても、大きな話題の1つは人(社員)に関することです。「人材育成」や「人事考課」、「人財の採用」、「給与の決定」等々、人に関する悩みは尽きません。そしてまた、社員の入退社においては労働保険や社会保険の加入や喪失の手続きが必ず発生します。この届出を怠ったために、社員が将来不利益を被ることがあるのです。

 今般購入した社労士業務の専用ソフトでは、給与計算や労働・社会の各保険に関する諸手続きが一気通貫的に処理ができるようになっています。当職事務所では以前から電子申請を行っていますが、このソフトを活用すると電子申請までできる様になっています。このような仕組みは一般の会計ソフトでも構築されていると思います。

 しかし、社会保険や雇用保険の手続きにおいては、毎年少しずつルールが改変されていくことが多いのです。「この前のルールと少し変わっている」という言葉を職員がぽつりと発することがままあります。社労士専用ソフトでも、この微妙に変わる手続き処理が反映されているとは限りません。しかし、他の会計専用ソフトよりは、より社労士業務に優しい仕組みになっていることに疑いの余地はありません。

 この社労士専用ソフトを使いこなすことが当職事務所の喫緊の課題です。これを使いこなせるようになった時は、より多くのお客様(顧問先企業)の笑顔と信頼を勝ち取っているに違いありません。そう信じて業務に精励してまいります。