政府がCOVID-19対策で打ち出した数々の補助金等支給申請書、私も体験しました。事前準備をしていましたが、申請HPを開いて最後の「申請」アイコンをクリックするまでに約30分かかりました。「申請書の内容は送信後には書き換えることはできません」という文字が気になって気になって仕方がありませんでした。その申請したモノは「持続化給付金」です。
当職事務所もCOVID-19にやられてしまいました。私は主として中小企業診断士の仕事を、そして事務員二名は社会保険労務士と行政書士の業務に携わっています。私の領域である診断士業務では、講演や研修会の講師も結構あるんです。ところが、3密を避ける狙いで「研修会、勉強会、講演会は中止(又は延期)します」のオンパレードです。これは仕方ありません。ということで、5月の売上実績は昨年の実績と比較して50%以下に落ち込んでしまいました。4月まではそれまでの受託業務の処理に伴いそこそこの収入があり、昨年とほぼ同じ実績で推移していましたので、少し残念です。
私と同じ思いをする個人事業主や零細・中小企業経営者は多いのではないでしょうか。ITリテラシーに少し劣っている私でもPCから申請をすることができました。持続化給付金はWEB申請しかできません。要求項目は多々あるのですが、文字数が割と少なく、目が薄くなった(笑)私でも容易に理解することができました。
持続化給付金は今年12月まで申請受理が続きます。1ヵ月だけでも前年同月の実績から50%以下に売上が落ち込めば申請は可能です。新型コロナウイルスは第2波、第3波と続く可能性まであると言われています。今、比較的好調だったとしても、いつ前年同月比で50%以下に割り込むかも知れません。事前準備をしておくことに問題はありません。政府のHPから、持続化給付金にアクセスして申請要領を読み込んでおくことをお勧めします。