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残業時間の上限規制

 この事務所に入って、あっという間に一年が経ちました。とにかく、日々の手続きなどを覚えるのに必死の一年でした。ご迷惑をおかけしとこともあるかと思います。皆様、あたたかく見守っていただき、ありがとうございます。

 空き時間に、労働行政便覧で勉強中です。

 労働時間法制の見直しにより中小企業では2020年4月1日より残業時間の上限の規制が行われます。今までは、行政指導はありましたが、法律上は残業時間の上限がありませんでした。

しかし、今後は原則として年間を通じて月45時間、年360時間が法律による上限となります。

臨時的な特別な事情による例外としても、年間6カ月まで複数月平均80時間(月100時間未満)、年720時間以内と定められました。これは70年に制定された「労働基準法」において、初めての大改革となるそうです。

 限られた人数で仕事をこなす中、調整は難しいことだと思います。しかし働きすぎを防いで各自の健康を守るためにも、遵守して頂くようお願いいたします。