先日、子供が「ある国がお金をいっぱい発行したら、パンやチーズの値段が上がったんだ。お金の価値が下がって、札束で遊ぶ子がいたり、袋いっぱいのお金で買い物をしたりしたんだ」と話してくれました。
どうやら、インフレに関する学習漫画を読んだようです。
その中に「働き者の兄と、怠け者の弟」という話があったそうです。
毎日一生懸命働いた兄は、しっかり貯金をして堅実に生きていました。弟は怠け者で、お金があるとお酒を買って、貯金をほとんどしていませんでした。
ある日、世界が大混乱になりました。お金の価値が突然下がってしまったのです。兄の貯金は紙切れ同然。あっという間に、食料を買うのに消えてしまいました。弟は、買い込んでいたお酒を売り大もうけをしました。
というような話でした。物語は極端な話ですが、改めて聞くと怖い話です。
お金の価値は日々変動しています。
現在も、新型コロナウイルスの影響で不安定になっています。早く終息することを祈るばかりです。