今年はまだ雪が降っていません。南半球は今が夏ですが、TV報道によれば南極の温度が観測史上最高の18度に達したといいます。南極大陸の氷がとければ、海水面の上昇に拍車がかかりそうです。
異常気象というのは、通常(普通・過去30年の平均値)の状態より大きく振れているということになるのでしょうが、毎年のように振れ幅が大きいとこれはもはや異常ではなく、通常・普通と考えなくてはならなくなってきました。春夏秋冬がある日本、やはり冬は寒くないといけません。暖冬だと冬物が売れません。日本経済新聞には上場企業の減益情報が際立ってきましたが、外需型企業に加え内需型企業でも減益となりそうな気配が強くなってきました。それは冬物商品やサービスが売れない!からです。
例えばスキー場。スキーやスノーボードをするには地表に沢山の雪が積もっていないといけません。それが全く雪が降らないのです。全国各地で初雪を観測する初日が観測史上、最も遅くなっているといいます。大分の地でも今年は雪が舞っているのをみたことがありません。今の子どもは雪が降る冬を体験せず、幼少時代を過ごしていくのかも知れません。可哀そうです。
季節どおりの寒さや暑さ等が日本列島に襲い掛かって欲しいものです。四季のはっきりしない日本、そんな時代の到来を私は望んでいません。