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年賀はがき

今年も、あと一か月。年賀状の季節となりました。

皆さんは、年賀状は出されますか?

SNSの普及により、年賀状ではなくスマホ等を利用してメッセージを送る方が増えています。特に若者は年賀状を送るという習慣はなくなってきているようです。

年配の方も、年賀状の価格が上がったことなどの影響か、令和になったからなのか、今年から送るのをやめるという方が増えているそうです。

需要が減少傾向にある中、西日本新聞で2018年用までの10年間、販売されたのに配達されなかったはがきの数が5億5千枚以上あるという記事を見つけました。ノルマに当たる「販売指標」が廃止されたことで19年用は4億2千枚に減少したようですが、それでもすごい数です。

この大量のはがきは何処へ行ったのか?理由は1/8以降に引き受けた年賀はがきは年賀状扱いになっていないこと、顧客の余剰や書き損じであるとは言いますが、その大半は、自腹購入し、金券ショップに売り、金券ショップから郵便局に持ち込まれたはがきであると指摘されています。使う目的もないまま、手数料を払い、回りまわって郵便局に戻ってくるなんて、紙の再利用が叫ばれる中、なんて、無駄なことをしているのでしょうね。

年賀状の習慣は、とても良いものだと思っています。需要は減っても、文化として残っていくのではないかと思います。

習慣を守るために「年賀状用のはがき」である必要はないのではないかと思います。現行のはがきを年賀状に利用してもおかしくないサービスを考案するなど、時代にあわせて変化していく必要があるのではないでしょうか?