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ワーケーションとブリージャー

少し前の読売新聞で「ワーケーション」と「ブリージャー」の記事を読みました。ワーケーションは休暇(バケーション)の合間に仕事(ワーク)をすること。ブリージャーは出張(ビジネス)の前後に(レジャー)することを言います。ワーケーションは2年ほど前に日本航空が導入したことで少し話題になったので私も知っていたのですが、ブリージャーは初耳でした。

ワーケーションは企業毎で導入方法に違いがあるようですが、基本的には休暇中に旅先や帰省先で働いた時間は勤務をしたとみなし給料が発生。勤務したとみなすためには就業開始・終了時に上長への報告、進捗確認が必要です。

ブリージャーは出張前後、数日休暇を取得し、出張先まで家族・友人を呼んで個人旅行を楽しむ…といったもの。ブリージャーは出張旅費の規程等、社内でのルールを整えれば直ぐにでも導入できそうです。

 

平成30年就労条件総合調査結果では有給休暇取得率は51.1%となっており、以前に比べ上昇はしているものの、別の調査では日本の有給取得率は世界19カ国では最下位です。本来なら、ワーケーションやブリージャーといった方法をとらずに、長期休暇を取得しやすい環境ができることが一番とは思いますが、こういった働き方が浸透することで有給休暇を取得しやすく、働く人がリフレッシュできる機会が増えると良いですね。