今朝の大分合同新聞(01-07-30)に背中がゾクッとなる怖い記事が載っていました。直径130メートルの小惑星が7月25日に地球近くを通過したというのです。通過直前の24日に初めて見つかり、関係者をびっくりさせたという。
地球までの距離は約7万2千キロというのですから、月との距離の1/5という近さです。SFの世界では、核弾頭を積んだロケットを衝突の危険性がある惑星へ飛ばせ、爆発させて木っ端みじんにというのがあります。しかし前日になって分かったでは、このような手立ては空想の域を全く脱し切れていません。
仮にこの小惑星が地球に衝突すると東京都と同規模の範囲を壊滅させるほどの威力があったとか。今から6000万年前、メキシコのユカタン半島に巨大隕石が落下し、それまで隆盛を謳歌していた大恐竜が絶滅したのはよく知られた話です。
そんな昔話が現在に突如復活する。今回の小惑星のニアミスはそれを連想させるものでした。正に猛暑が始まった日本を涼しく(!)させる怖い話でした。