協会けんぽでは平成30年度から「インセンティブ(報奨金)制度」が導入されています。この制度は、協会けんぽの加入者及び事業主の取組に応じて、インセンティブ(報奨金)を付与し、それを各支部の「健康保険料率」に反映させるというものです。制度の財源となる保険料率として、新たに全支部の保険料率の中に0.01%を盛り込み、その上で評価指標に基づき得点化し、ランキング上位23支部に該当した支部に得点数に応じた報奨金を付与して保険料率を引き下げるという仕組みです。
評価指標は①特定健診等の受診率 ②特定保険指導の実施率 ③特定保健指導対象者の減少率 ④医療機関への受診勧奨を受けた要治療者の医療機関受診率 ⑤ジェネリック医薬品の使用割合 の5項目です。
大分支部は、ジェネリック医薬品の使用割合が特に低く、全国36位だそうです。
ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)と同一の有効成分を含み、効き目や安全性が同等であると厚生労働省が承認した薬ということなので、薬局で薬を受け取る際は積極的にジェネリック医薬品を選択しましょう。