師走になりました。12月というよりは師走と呼んだ方が、「今年も一年が終わろうとしている」と感慨深くなります。歳末助け合い運動が始まり、忘年会があちこちで開催され、Xmasが待ち遠しくなり、そして「もういくつねると♪♬(^^♪・・・」と童謡お正月の歌が街や家々の至る所で聞こえてきます。
これって、季節感満載で良いですね~。「日本人で良かった~」と感じる季節です。今年の12月は平成最後の師走ということで、本当に「平成が走り去っていく」感覚に捉われますよね。
ちょっと待って下さい。平成30年から平成31年、そして新しい年号へと変わるのは一瞬ですが、会社経営は延々と続いていくものです。この時期に、この一年間の総決算、総棚卸を必ず行って下さい。
①できたこと、②できなかったこと、③何故できたのか又はできなかったのか、④もっと良い会社にする為にどのような策を講じればよいのか、⑤経営者である自分はどのような行動を起こすべきなのか、・・。自問自答するQは沢山あるはずです。
「過去を振り返らず未来をみつめる」ことも大切です。しかし、未来は過去、現在と続く時間の連鎖です。「どのような積荷を背負い、どのような積荷を降ろし又は追加するのか」などをきちんと見つめなければ、勝利する未来はこないのです。
この一ヶ月間、この一年の反省をしっかりと行いましょう。これを実行できた経営者と企業にのみ「約束された未来」が来年以降、経営者の手元に舞い降りてくることでしょう。