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営業におけるブーメランの法則

 ブーメランをご存知ですか?オーストラリアの先住民が狩りをする際に用いる道具です。平仮名の「く」に似た飛び道具で、狙いを定めた動物に向けて投げ、命中しない場合は投げ手へ戻ってくるというもの。

 今日一日、このブーメランを連想する出来事が幾つかありました。なお、獲物(お客)を倒すという意味ではありません。お間違えの無いように。

 表現を変えれば、「因果応報」とも言えます。「善い行いをすれば 、善い結果を得られる」という仏教の教えです。なお「善い」を「悪い」と置き換えると結末は分かりますよね。

 前置きが長くなりましたが、今日の出来事は次のようなものです。①数か月前に社労士の仕事で就業規則等作成の仕事を行った会社から、補助金申請の仕事をいただいた。②顧問先が販売先へお願いし続けていた販売単価のアップが実現できた。③随分前に仕事をしたことのある会社から「相談に乗って欲しい」との電話を受けた。

 良い仕事をすれば、時間の長い短いはあるものの、「あの人(会社)に相談をしてみようか」と脳裏の片隅にあった自分の名前(会社)をフラッシュバックの様に思い出してくれんですよね! このストーリーを私は、「営業におけるブーメランの法則」と綴ったのです。

 「一期一会」「真実の瞬間」等々、「最善を尽くせ。そうすれば必ず最良の果実を得られる」という趣旨の言葉は巷間、腐るようにあるのです。ただ、成功する者はそれを信じて愚直にやるべきことをやっているだけに過ぎないのです。