昨夜(10/8)、何気なくテレビ朝日の「報道ステーション」を観ていたら、モリカケ問題の一つ加計学院の加計理事長の記者会見の様子が放映されていました。司会者やコメンテイターは総じて批判的な言論に終始。「テレビ朝日は朝日新聞社系列だったかな?~」と思った次第。
勿論モリカケ問題も大事であるのですが、責任ある報道機関としてはもっと別な問題を取り上げるべきではと思うのです。「国会で野党が参考人招致を求めるでしょう」とコメンテーターは述べていましたが、国会は議論すべき事案が山積しています。北海道大地震をはじめとした自然災害への復旧・復興対策は喫緊の課題でしょう。
また、2回目の米朝首脳会談が開催されようとしています。国際情勢はめまぐるしく動いています。米国からの2国間通商協議の動きも注目です。自動車輸出にブレーキが掛かると、日本経済は薄曇りや少雨へと景気天気図も変わっていくかも知れません。
国際社会の一員として、小異にこだわるよりは大同、日本国の国益の為に国会議員や主要メディアは論を展開して欲しいものです。
企業経営も同じです。些末(とは言いにくいですが)なことに意識が集中すると、長期的な経営安定の為の足元が揺らぎ始める可能性が高まります。随時、頭を持ち上げて、360度周囲を眺め、高い山に登って、周囲にリスクが発生していないのかを探索して欲しいと思います。