新茶が出回る季節になりました。普段はあまり日本茶を飲まない人でも、コンビニで「新茶」のペットボトルを手にしたり、スーパー等で、どこからか漂ってくるお茶のいい香りに思わず立ち止まったり…なんて経験が皆様にもあるのではないでしょうか。
新茶といえば、「八十八夜」ウチの子どもたちもタイトルのように歌を口ずさんでいました。
この日に摘まれたお茶を飲むと縁起がいい。と言われています。
では、それは一体どうしてなのでしょうか?
立春の日から「八十八日目」であることからその名がついた「八十八夜」。今年は5月2日が「八十八夜」でした。
お茶の葉は、冬の寒い時期にゆっくりと養分を蓄え、春になると少しずつ芽を出し始めます。このため、いち早く芽吹いた茶葉を収穫してつくった新茶(一番茶)は、その後に摘まれる茶葉よりも栄養価やうまみ成分が多く含まれているのです。昔の人びとは経験的にそれを知っており、「新茶を飲むと病気にならない」「八十八夜に摘まれたお茶を飲むと長生きできる」などと言い伝えてきました。
☆新茶を美味しく飲むためのポイントは「お湯の温度」☆
手順は、沸騰させたお湯をいったん湯のみに注ぐ(湯のみを温める)→そのお湯を急須に戻す→湯のみに茶を注ぐ。といたって簡単です。少しぬるめのお湯で淹れることで、うまみを効果的に引き出すことができるので、ぜひお試し下さい!(一部インターネットを引用しています)